「起業家精神で学ぶ自己管理」(発表者:小野寺)

基本情報

  1. 日時:2011年12月17日 11:00〜12:00
  2. 出席者:小野寺、石川、柴口、西原、室伏(計5名)(敬称略)
  3. テーマ「起業家精神で学ぶ自己管理」 発表者:小野寺

背景

室伏からの要望に答え、起業にあたりどのような自己管理をするべきかについて、ワークショップを含む発表を行った。

目的

次の2つの疑問に答えられるような内容の発表資料を作成すること。
1.起業を志す学生にとっての、「起業とは何か? 何をすればいいのか?」という疑問
2.起業に関心のない学生にとっての、「なぜ普通にサラリーマン生活を選ばず、起業するのか?」という疑問

内容

上の目的に真正面から答えようとすれば、定例会の時間内に収まらない分量となるため、今回扱う内容は、次の2点に限定した。
「モチベーションが続く仕掛けをつくるにはどうすればよいか?」
「ビジョンの定義とその確立には、どのくらいの気持ちの踏み切りが必要なのか?」

当日は、次の流れで発表を行った。

  1. 起業とは?
  2. モチベーションが続く仕掛け

1.起業とは?
次の3つを紹介した。
個人事業主、組合、法人の違いと、設立手続きの法務について/起業家のマインドセットについて/実際の起業事例。

2.モチベーションが続く仕掛け
“自己管理のための思考・行動スタイル”を構築するための手法として、【促進/抑制分析】ワークショップを紹介した。

まとめ

実際発表してみると、1.起業とは?に時間がかかり、2の時間を確保できなかったので、ワークショップは紹介のみとなった。

目的の達成度合いとしては、
1.目的起業を志す学生にとっては、すっと頭に入る内容であった
けれども、
2.起業に関心のある学生の疑問に答える内容
にはなっていなかったので、50%といったところである。

総合して、起業家の心の有り様を説くのは複雑で、前提の前提を問い直していくような、根本に立ち返っての議論が必要であるということがわかった。今後、発表内容を作りこむときには、聞き手に起業家の思考・行動の流れを追体験してもらえるような、ストーリィ重視の発表シナリオに変更してみようと考えている。


文責(小野寺健