「」(発表者:室伏)

基本情報

  1. 日時:2012 年 1 月 22 日 10:00〜12:00
  2. 出席者:小野寺、種市、室伏(計 3 名)(敬称略)
  3. テーマ「気づき力を高めるにはどうすれば良いか」 議論参加者:小野寺、種市、室伏

背景

社会人になると、誰も自分に手を差し伸べてくれなかったり、近くで世話を焼いてくれたりする人が急にいなくなると考えられる。そこで重要となってくるのが、「気づきの力」である。自分の意図する人生を歩んでいく上で、現状に危機感を持て現状打破に向けたアクションのトリガーとなるような気づきを得る力がここで言う「「気づきの力=気づき力」である。今回は、この気づき力を日常的に高めていくにはどうすれば良いかについて、フリーディスカッションのテーマとして扱った。

今回の議論における目的

自分が描く人生を歩むために気づき力を高めるにはどうすれば良いかについて、習慣となりうる打ち手を明確化すること。

内容

1、前提条件
・「気づき力」とは:自分が描く人生を歩む上で必要なアクションを能動的にとれるような危機感を得られる力
・主体:多忙なビジネスマンを想定
・目的:自分が描く人生を歩む上で必要な危機感を得ること

2、文責
気づき力を構成する要因は大きく内的要因と外的要因に分けられる。

  • 内的要因

・物事を見る切り口となる「レンズ」。レンズの数とそれを使いこなせる力が必要。
・大量に流れゆく情報をキャッチするためのアンテナ。高さと本数が必要。
・アウトプットしようとするスタンス

  • 外的要因

・自分の周囲にいる人。その人達のレンズ、アンテナ、スタンスの影響が強い。
・自分の周囲にあるモノ。パソコン、テレビ、新聞、本 etc。自分の感性(楽しい!、悲しい! etc)に訴えかける方が情報として入ってきやすい。
・自分のいる場所。自然環境からの気づきを得ることもある。

3、ボトルネック
解決したら目的達成に向けて効果が高く、実行でき、まだ未解決な要因をボトルネックとした。
鄯、自分の周囲にいる人
鄱、「レンズ」の数とそれを使いこなせる力
鄴、アンテナの高さと本数
鄽、アウトプットしようとするスタンス

4、打ち手
優先順に、以下の様なアイデアが出た。
※番号はボトルネックを照合。
鄯、気づき力が高い人が多い集団に属する
鄱、多くの人と対話する。この際に、相手の視点に立って話を聞く(「傾聴」も有効か。)
鄴、新聞や本などから、意識的に情報収集する。経済指標の定点観測も有効(日経新聞、毎週月曜日の景気指標のGDPを毎週メモる、等)。
鄽、情報をインプットしたらとりあえずその日のうちにアウトプットする(Blog、Twitter etc)

5、反省
非凡なアイデアが出なかった。また、アクションの方向性は定まったが、具体的な方法や踏み込んだ工夫等については話せなかったので、内容の深みに欠ける感じが否めない。制限時間内でより深みのある解を得るためには、参加メンバーの頭の中からより意見を引き出せるようなファシリテーションンが求められるように感じる。

まとめ

社会人になったり、もちろん学生のうちでも「気づき力」を高めたい場合は、
1、気づき力が高い人が多い集団に属する
2、多くの人と対話する。この際に、相手の視点に立って話を聞く(「傾聴」も有効か。)
3、新聞や本などから、意識的に情報収集する。経済指標の定点観測も有効(日経新聞、毎週月曜日の景気指標のGDPを毎週メモる、等)。
4、情報をインプットしたらとりあえずその日のうちにアウトプットする(Blog、Twitter etc)
というアクションをとることをお勧めする。

文責(室伏)