「『攻撃的CSR』のススメ」(発表者:西原)

基本情報

  1. 日時:2010年4月17日 9:00 12:00
  2. 出席者:木村、佐藤、小野寺、西原、見学者3名(計7名)(敬称略)
  3. テーマ 「『攻撃的CSR』のススメ」(発表者:西原)

背景と目的

近年、国際的な機運が高まり、CSR活動が活発化されている。ただ、実際にCSR会計のゼミに入り調べてみると、CSRはいまだ発達途中の概念であり様々な問題やねじれがあるのではないかと思うようになった。そこで、企業側の視点からそこにある問題点と解決方法を考え、vexの場を借りて発表した。

内容

1:CSRとは?
定義、各国における成り立ちを示した。その上で、企業にとってのCSRとは何なのかということを説明した。

2:日本企業の現状
実際にどのようなCSR活動が行われているか報告書を例に出し、経営者の意識調査とも絡めて問題点を考察した。

3:提案『攻撃的CSR
CSRを利用し利益を獲得しているビジネスモデルを示し、さらに日本と海外の戦略性の差について述べた。

4:議論
日本企業(カゴメ)をひとつ例にとり、どういった『攻撃的CSR』が可能か議論した。

まとめ

●途上国に対し農業支援を行い、収穫物を原材料に利用してコスト削減。
●研究の場に途上国を使う。

などの案が出された。発表の時間が長く、あまり議論に時間を使えなかった。

参加者からのフィードバック

●聴衆をまきこむ力があった。
●ボディランゲージや声のトーンが良かった。
●理論が強引であった。
●時間配分が悪く、肝心の説明が早かった。
●議論にフレームワークを用意すべきだった。

等の指摘を頂いた。


これらの原因は、自分の思考プロセスをそのままプレゼン化したことにあると考える。出発点からゴールまでの縦の道筋ばかりに気を取られ、横から全体を俯瞰することを欠いた。結果、量が必要以上に多くなり時間が足りず、重要な主張や議論が薄れてしまった。
反面、自分の考えの推移を落とし込んだものであったため発表自体は行いやすく、力強さを持って振る舞うことができた。強引な内容をプレゼンのパワーで押し切った発表だったと言える。

次回以降は、構成をしっかりさせ、スマートな発表が行えるように努力したい。

文責(西原)