「研究発表(磁界共鳴方式によるワイヤレス給電方式の検討)」(発表者:石垣)
基本情報
1.日時:10月22日 10:00〜12:00
2.出席者:石川、小野寺、種市、室伏、熊本(見学)、嶋崎(見学)、石垣(計7名、敬称略)
3.テーマ:研究紹介「磁界共鳴方式による非接触給電システムの検討」発表者:石垣
背景
石垣徳一(工学研究科M1)は9月にVEXに加入した。第1回目の発表として、自分が取り組む予定の研究内容を紹介し、メンバーの理解を深めてもらうことにした。
本定例会の目的
他のVEXメンバーに、石垣が取り組んでいる研究について理解してもらうこと
内容
内容
1.発表内容
自己紹介
研究背景
・電気自動車(EV)への期待
・EVへの給電
・EVの航続距離
・非接触給電の提案
非接触給電の各方式
・電磁誘導方式
・磁界共鳴方式
・マイクロ波方式
非接触給電方式の検討
・各方式の利点
・EVへの給電に適した方式
磁界共鳴方式の先行研究
磁界共鳴方式の課題
研究課題
・磁界共鳴方式に関する研究
・KHz帯で共振するコイルの小型化
・コイルの抵抗分の低減
・走行中給電を想定した非対称コイルの設計
研究方針
2.議論
「EVへの非接触給電システムへの実用化には、どのような課題があるか。」
・自動車を含め、非接触給電の対象になりうるのはどのような乗物か
→乗用車、バス、トラック、タクシー、電車、フォークリフト
・その内公共性が高く、車庫等があるタクシー、バス、トラック、電車への使用を考える
・充電装置をどこに設置するか
→車庫、駐車場、パーキングエリア
・プラグイン方式と同等の効率が必要
・規格を統一し、どの車がどの充電装置を使っても問題なく充電できるようにする必要がある
・充電装置の製造コスト、設置コストを考えた時のエネルギー収支はどの程度か
→要検討
・充電装置の普及には、自治体の協力が必須
3.参加者からのフィードバック
・情報量の割に、プレゼン進行が早い
・専門用語が多く、分かりにくい
・文字が多いので、表を増やすといい
・既存技術の詳しい情報、EVの普及率等のデータがあるとよかった